平安貴族の生活や服飾が展示されている
京都「風俗博物館」のご紹介です。
大河「光る君へ」は御覧になっていますか?
平安時代の男子貴族の束帯や女性の十二単(唐衣裳)の
華やかな装束に見入ってしまいます。
一度は着てみたいですね(^_-)-☆ 十二単を!
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館内には千年の時を超えて源氏物語が再現されています。
煌びやかな可愛いお人形達が出迎えてくれます。
4分の1縮尺で展示されているので、装束や小道具もリアルに
楽しめます。なんと写真撮影OKなんですよ(@_@)
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特に十二単の色使いには目を奪われますね!
複数の色を重ねて優美な印象を与えているそうです。
5枚ずつをグラデーションにして20枚以上を重ねたものを
着用していたとか。重いよね、絶対!
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平安時代の女性は頭髪が美しいということが容姿では
大きな比重を占めていたそうです。
豊かな漆黒の長い髪の持ち主が、美人ということですね。
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平安の遊びのひとつとして
「編つぎ」というのがあって、へんとつくりの札を合わせて
文字を完成させる‥‥そんな遊びをしている貴族の展示があり、
「光る君へ」で、まひろが札を全部取ってしまうシーンが
思い出されました。
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出産場面の白装束のお人形達も見られます。
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平安時代、男女が顔を合わせる機会があまりなかったので、
相手に好印象を持ってもらうために、香(こう)をまとうことも
手段であったようです。
ほんのちょっぴり「源氏物語」「竹取物語」に触れたような‥‥
楽しく、癒しの時間でした!
風俗博物館の前には西本願寺があり、近くには二条城があります。
帰りに二条城庭園を散歩しました。
雅な平安貴族の暮らしを是非、見てみてくだい。