修善寺

修善寺史跡めぐり

鎌倉殿の13人にちなんで…今年は鎌倉が熱い! 鎌倉へ観光に行く方も
多いでしょうね!源氏北条氏のゆかりの地ということでは修善寺
クローズアップされていますね。
ということで、修善寺の史跡めぐりに行って来ました。

まず、足を運んだのは、修禅寺しゅうぜんじ)です。地名には「」を、
お寺には「」の文字が使われていますが、
説明を受けるまでは違いに気がつきませんでした。
修禅寺は、弘法大師が開基した古刹で、鎌倉時代に源氏一族興亡の舞台
となった地です。清楚できれいなお寺です。

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修禅寺をあとにして指月殿に向かいました。指月殿は北条政子が息子頼家の冥福を
祈って建立した経堂です。頼朝の長男の頼家は修善寺に幽閉され、若くして命を
取られてしまいます。政子さんの分までしっかりお祈りして来ました。

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指月殿から5分、桂川に沿う遊歩道がありその中に竹林の小径があります。
桂川も竹林も京都と同じ地名。やはり京都の地名からとっているとのことです。
京都も修善寺も良き風情があります。
さらに1分歩くと楓橋があります。温泉街を流れる桂川に架かる朱色の橋です。

河原湯 → とっこの湯をめぐり1時間強の散策を楽しむことが出来ます。
他にも頼朝家の墓や範頼(頼朝の弟)の墓など源氏と北条の史跡が数多
ありました。ゆったりした時間を過ごすことができました。

最後に立ち寄ったお土産物屋さんで買った温泉饅頭がすごく美味しかったです。

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「此の里に悲しきものの二つあり範頼の墓と頼家の墓と」と正岡子規が詠んでいます。
温泉地だけではない秋の修善寺へ出かけてみては如何ですか。